オリジナル ●極上和本YM4715●父子訓（A：書袋付き・美本） 中村弘毅 教育 教訓 文化8年 和書

■父子訓A（中村弘毅・書袋付・美本）

【判型】半紙本2巻2冊。清水卯三郎訳述『西洋烟火之法』明治14年 瑞穂屋蔵版 ヨーロッパ花火論 花火技術書。縦225粍。中村経年（松亭金水）編 橋本玉蘭斎（歌川貞秀）画『絵本孫子童観抄』（全十三巻六冊揃）慶應元年 山城屋佐兵衛他刊 江戸時代和本。

【作者】中村弘毅（梅華・士卿・甫・小文次・幹之助・禎助）作。三五園月磨（堀源甫）『道歌心のうつし画』文化10年序刊 江戸時代和本 和歌に託して心のあり方を説いた判じ物形式の教訓書 文字絵 絵入本。

【年代等】文化4年11月、若槻敬（幾斎・義敬・子寅・源三郎・玄三郎・畏庵・寛堂・尊朱堂・楮園）序。高野栄明編『荘内漫遊案内』大正8年 日向書店刊（山形県鶴岡町）山形県鶴岡市郷土史料 大正時代の庄内地方案内書（商店広告多数入）。文化8年1月刊。満州大観・記念写真帖/大正10年/東郷平八郎・乃木希典・福原鉄太郎/大連・南満沿線・北満・安奉線/白玉山頂表忠塔・納骨神社・東鶏冠山。［京都］葛西市郎兵衛ほか板。実観『支那撰述仏説観無量寿仏経疏宗鈔会本』（全5冊揃）明治30年刊 江戸時代和本（明治刷）天台宗 仏教書 仏書 観経疏宗鈔会本。

【備考】分類「教訓」。写本 平井権八郎黒鍬形 平井権八郎由緒并目黒比翼塚之仕第 江戸時代 白井権八 因幡国鳥取藩　鳥取県鳥取市 歌舞伎浄瑠璃 古書古文書 NS。『父子訓』は、上巻「父之部」、下巻「子之部」から成り、父の心得（「慈」に集約される）と子の心得（「孝」に集約される）を併せて説いた教訓書。古書 古文書 まとめて 100点以上 大量出品 和本 資料 古い教科書 仏教 当時物。まず「父之部」では、父親たる者は「慈」、すなわち「子ををしへて、人の道をしれるまことの人」となすことが根本であり、武士なら忠義を励み文武に精通させ、農工商なら各々の家業に出精し、四民ともに父母への孝行、長兄への弟を守り、身を修め、家を保ち、後世に名を残すほどの徳行を身につけるように教育すべきであると述べ、以下、先祖の祭り、胎教、幼時からの教育（概ね『小学』による）、読み書き教育、択師（師を択ぶ）、学問の趣旨、算術教育、家業教育、学問と養生、教えざる親や財産のみを残す親の誤り、母の姑息の愛、父母が模範たるべきことなどを説く。関取二代勝負附(507)。また「子之部」では、子の教えの根本が「孝」、すなわち「よく父母に事(ツカウ)る」ことで、孝は「百行の本、万善の先」であると述べ、続いて、胎内に生を宿してから生まれ出た後も昼夜を問わず注がれた「撫育・愛養」の大恩は計り知れず、その報恩を少しでも怠れば不孝となると戒める。波部主一編『山陽詳伝』（全2冊揃）明治11年 青木恒三郎（嵩山堂）頼山陽伝記 明治時代和本 漢文集。さらに、孝行の趣について縷々述べ、身体を損なわないこと、士農工商それぞれに道を尽くすべきこと、幼時の手習い・学問に励むべきこと、父母の心を我が心とし、父母の心を養うべきこと、妻帯後の孝行、孝の字義、父母死去後の葬祭・服忌など、「二十四孝」等の故事を引きながら孝行のあらましを詳述する。古文書 檄文 自訴状 「従□藩浪諸藩エノ檄文其自訴状モ又用之云」 ペリー来航 浦賀 斬奸城 江戸 水戸 幕末 文久 (レターパックライト発送）。

★原装・題簽付・美本・書袋付。新板繪入 商人取引状 御家流手本。稀書（全国に所蔵数カ所（国文学研究資料館DB））。日本染織商工史 泉俊秀 昭和４年発行 1103V4G。【参考価格（初出品時の相場）：日本の古本屋で、2冊揃いが、30,000円】。希少本 古書 大正五年参月 定価金参拾五圓 増補 日本書画骨董大辞典 聚芳閣。