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江馬細香の2つの印「細香」「湘夢」
緒方洪庵の「滴々斎」の落款
断層画像写真
江馬細香 美術年鑑の評価額
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「日本外史・巻四」は、鎌倉幕府2代執権「北条義時」を中心に記しております。古文書 天明9年 仏教 江戸時代 つれづれぐさ 検)仏陀浄土真宗浄土宗真言宗空海親鸞法然密教 古書和書古本 NR。
隷書体による「日本外史」江馬細香・自筆
自筆下部に江馬細香の落款(印譜)「細香」と「湘夢」がある。写本 児嶋玉鳳原図『唐子絵』昭和12年 宮崎白雲堂/加藤英児/岡田稔写 彩色木版画譜の精写図譜(肉筆画帖) 中国人物図。2つとも細香の落款
自筆上部に緒方洪庵の所蔵を示す「適々齋」の落款(印譜)がある。小山健三『化学分析法』(全3冊揃)明治12年 群馬県医学校(前橋)桐生織物・後藤定吉旧蔵書 明治時代和本 化学書 群馬県郷土史料 桐生市。
(自筆の凹凸はストロボの反射によるものです。重文 四天王寺蔵 細字法華経 出口常順監修 昭和54年日本仏教研究所刊 仏教美術 古写経 聖徳太子 大阪市天王寺区 和本 古文書。)
「額縁入自筆原本」
上記額は、海外展示の際に用いられた額です。写本 大久保忠休編『武野八景』明治時代写 武蔵野地誌 絵入。
「自筆原本」
原本下部の2つの印は、江馬細香の「細香・湘夢」の落款。貫名菘翁印譜集 小林発編『菘翁遺印』限定100部 明治5年刊 明治時代和本 貫名海屋 原鈐印譜集 落款 篆刻。上は、緒方洪庵の「滴々斎」の落款。◆古文書 進物目録 進上 御太刀一腰・御馬1匹 西村 江戸時代 ab。
《江馬細香・自筆「日本外史」北条記》
原本の来歴及び国内所蔵数については下記に記載
海外展示に際し、断層写真により分析されております。◆古文書 進物目録 進上 御太刀一腰・御馬1匹 松平丹後与守門 江戸時代 ab。原本を分析・解析するために海外の研究機関において「断層(MRI)写真」撮影等による新技術による分析・検査・証明が行われた後、一般の展示に付されたものです。♪古書 和本 木版 享保元年 女志○○ 二巻。
出品した自筆は、アメリカで撮影された下記「断層(MRI)写真」においてわかる通り、微細な曲線をも精緻に描いた極めて美しい芸術性の高い日本語の優れた文字としても高い評価を受けております。高田政度(高田清兵衛)編『蠡海節用集』寛政5年 吉文字屋市兵衛他刊 江戸時代和本 辞書。上から3番目の写真は、科学的で客観的な分析データを重視するアメリカの航空宇宙局(NASA)の技術による「断層(MRI)写真」です。☆E0180和本江戸天保15年(1844)武家故実小笠原流写本「軍用之書」3冊/高野杏順友尚/絵入古書古文書/手書き。「断層(MRI)写真」によって、古切の書の詳細を知ることができます。隆円『近世念仏往生伝』(6冊=第1編全3冊+第2編全3冊)文化3年 神先宗八他刊 江戸時代和本 仏教書 仏書。NASA(アメリカ航空宇宙局)の優れた技術である「断層(MRI)写真」撮影を通して、日本の優れた伝統技術をアメリカ国内において広く知らせているものです。写本 発汗有匹 文久3年 江戸時代 漢方学 薬学薬理学 東洋医学 戦前江戸期明治大正古書和書古本 NM。
《日本外史 巻之四 源氏後記 北条氏》
《被親信》・・・如初。完品 関野準一郎『拓摺版 瞽説史記』限定95部 昭和50年 ギャラリー吾八刊。賴朝忌弟義經勇智。波部主一編『山陽詳伝』(全2冊揃)明治11年 青木恒三郎(嵩山堂)頼山陽伝記 明治時代和本 漢文集。謀除之。真宗安心勤詞小筌 3冊揃 明和6年 勧詞小筌 浄土真宗 検)仏教仏陀浄土宗真言宗天台宗日蓮宗空海親鸞法然密教 古書和書古文書古本 NT。文治元年。希少! 読本研究 広島文教女子大学 18冊揃い 初輯~第10輯 1987 古書 和本。冬。古文書 書簡 酒井三良 鈴木宗味 宛て 封筒付き 福島県 会津地方 三島町 歴史資料 日本美術院 日本画 (レターパックライト発送)。親將之京師。松平定信『閑なるあまり』元治元年 頼氏蔵梓 太田源之助旧蔵書 江戸時代和本。義經奔竄。真宗意得鈔・因果鈔・信行一念鈔・念仏往生義など 仏教 元禄3年 検)仏陀浄土真宗浄土宗真言宗空海親鸞法然密教 江戸時代 古書和書古本NR。
賴朝途還。景年墨華 大正八年 今井八方堂 今井貞次郎 発行 古書 古文書 和書 古本 骨董 古美術。遣時政。4 古文書 模写 写し 写本 千葉県令 申上書 市町村 沿革 明治維新 肉筆 大隈重信。以千餘騎護京師。倉田萩三郎(倉田萩郎)編『俳諧霧の草鞋』大正14年刊(前橋市/非売品)正岡子規に師事した俳人 俳句 俳諧 俳書。四索不獲。(中国清代)余照 東條耕(東条琴台)校訂『詩韻珠キ』(全5巻揃)天保2年 河内屋茂兵衛他刊 江戸時代和本 唐本漢籍和刻本 中国語音韻書。於是以賴朝意奉請。【印刷工芸】「御物金深万葉帖」 発行者 佐々木信綱 尚古會 清水印刷所 萬葉 昭和七年発行 y92270434。諸國司置守護。富田永世輯録『上野名跡誌』限定200部 明治18年序(非売私家版)明治時代和本 和装活字本「活版上野名跡誌限二百部」上野國史料 上野国。
莊園置地頭。日本工藝史概説 奥田誠一 昭和6年 1103V5G。所在追捕。啓蒙手習の文 上・下巻 福沢諭吉編 古文書。弗被允。写本 平井権八郎黒鍬形 平井権八郎由緒并目黒比翼塚之仕第 江戸時代 白井権八 因幡国鳥取藩 鳥取県鳥取市 歌舞伎浄瑠璃 古書古文書 NS。時政抗辨再三。『台湾戸口制度要論』大正14年 台湾総督府警察官及司獄官練習所編刊(台北市)大正時代の台湾統治資料。終被允。名取草雙蝶々 上★嘉永4年1851年★松林堂梓(520)。自爲七國地頭。チャールズ・キングズリー著 皆川正禧訳『希臘勇士譚 英和対訳 巻一』明治37年 内外出版協会刊 小泉八雲・夏目漱石に学んだ英文学者。已而辭之。美品『重要文化財 日月山水図屏風』 大阪 金剛寺蔵 函 解説 便利堂 縮小屏風。
當是時。泉漾太郞『民謡集 河鹿の歌』昭和4年 大地舎版(初版本)竹久夢二との交友で知られる詩人 野口雨情弟子。大亂初平。勝間慧明編輯『幾何画法 全 堺縣上等小學課用』明治12年 東北舎/高橋平三刊(堺県)奈良県郷土史料 明治時代和本 図法幾何学書 製図法。京畿多事。(中国・明)羅本撰 本城維芳訳『通俗平妖伝』(全10巻8冊揃)享和2年 田中庄兵衛刊 江戸時代和本 滝沢馬琴愛読の中国白話小説 中国文学。時政身當其衝。古書 古文書 まとめて 100点以上 大量出品 和本 資料 古い教科書 仏教 当時物。事無不立辨。村上政太郎『三重県史談 全』明治26年 豊住謹次郎(三重県津市)刊 明治時代和本。餘東歸。h◇ 古文書 四武衝陣四頭八尾陣図 光明院増譽 軍書 時代不明 /n01-4。
以詔擧從弟時定自代。河上徹太郎『ドン・ジョヴァンニ』限定275部(特別限定版)昭和50年 槐書房 越前手漉和紙本(岩野平三郎特漉局紙本)モーツァルトオペラ論。亦賴朝意也。野田理一『日野椀の転生』限定120部 昭和47年湯川書房刊 総手漉和紙本 奥州の漆工芸・日野椀と秀衡椀の関係を解き明かした漆芸論。賴朝嘗獵富士野賴家甫十二。速水春暁斎『絵本堪忍記』(全3巻揃/合本1冊)文政10年 河内屋茂兵衛他 江戸時代和本 京都の浮世絵師の絵入本 中国古典「二十四孝」翻案本。射中走鹿。横河秋濤著 長谷川貞信画『開化の入口』(3冊)明治7年 松邑九兵衛版 明治時代和本 明治維新 文明開化 廃仏毀釈 彩色木版画 浮世絵 絵入本。
賴朝大喜。写本 加州仇討 全 弘和4年 江戸時代 加賀国 石川県石川市 武術活劇 武道 武士 近代女武勇集 検) 江戸期古書和書古本古文書 NS。使人報之政子。微行者イエス 赤岩栄 昭12 日本基督教団 日本共産党 椎名麟三 キリスト教 新約聖書 神学宗教学カトリック プロテスタント 戦前明治大正NV。政子曰。仲田顕忠輯『類題武蔵野集 二編』(全2冊揃)安政4年 山城屋佐兵衛他刊 江戸時代和本 江戸の歌人の短歌を集めた類題歌集 和歌書 和歌。彼將家冑子。往生論註講判 上中下三冊揃 香龍院渡邊法瑞 雲樹院南條神輿講述 明治41年 仏教 検)仏陀浄土真宗浄土宗真言宗空海親鸞法然密教 古文書 NR。獲一禽。n■ 韻鏡十二反切例口訣 2冊 古書 和書 年代不明 /C09。何煩專使。註解名蹟碑帖大成 上巻。賴朝愧之。永島春暁『教育日本歴史名馬鑑』彩色木版画譜 明治時代和本 源義家・真田幸村・加藤清正・上杉謙信ら戦国武将たちの名馬を描く。
正治元年。貞極・仏定『正続蓮門住持訓』文政7年序刊 江戸時代和本 浄土宗 仏教書 仏書 正続蓮門住持訓/上宮太子釈氏憲法 聖徳太子資料。正月。1884年 駒池義戀柵 朝日影芦邉眞鶴 玉置清七 歌舞伎 古書 和本 明治17年 アンティーク。賴朝伏。【送料無料】折田年秀日記 第一&第二(平成9年 湊川神社 謹呈本 宮司 社務 楠木正成 幕末維新 薩摩藩士 薩英戦争 砲術 古文書 神道)。賴家立。由美乃道/北村命正/大正15年/内閣総理大臣・若槻礼次郎題字/弓矢の起源・古代弓矢・外国弓矢・矢の種類・弓矢の名所・同射方心得・羽の名所。政子削髮爲尼。紅染山鹿庵『古今茶道全書 信』元禄7年 吉田伊兵衛他板行 江戸時代和本 茶の湯 茶道書。而與聞政事。南郊校訂 松川半山画『仮名数引改正増補 歌曲時習考 全』嘉永元年 積典堂蔵版 江戸時代和本 地歌歌本 彩色木版画多数入 枕本。時・・・・《政敍從五位下》
漢文の文責・出品者
注記・漢字が難字(旧字)の場合、システムの関係でエラーとなり画像に反映されない場合があります。『袖珍百人一首 全』天保15年 柏原屋義兵衛刊 江戸時代和本 小倉百人一首。その場合、空白となりますが落札の際に出力文を交付いたします。HH-6711■送料込■ 風俗画報 日清戦争図絵全10編 台湾征討図絵全5編 台湾土匪掃攘図絵全2編 台湾蕃俗図会全2編 石版画 本 古書 /くJYら。「原文の読み下し文」と「現代語訳解読文」は、漢文の文字(難字・旧字)を正確に反映しております。紀元二千六百年記念 現代日本畫展覽會畫集 昭和十五年 合同新聞社発行 古書 古文書 和書 古本 骨董 古美術。
《日本外史 巻之四 源氏後記 北条氏》
初めの如し。中村護編緝 関新吾校訂『小学口授経済談』明治12年 柳原喜兵衛他刊 明治時代初期の経済学書 活字本(柳原活版所印刷)。頼朝(よりとも)、弟義経(よしつね) の勇智を忌み、之を除かんと謀る。國民生活と宗教 明治発行。
文治元年 (1185)冬、親ら将として之を京師に撃たんとす。図説教授 家相大全 上中下。義経(よしつね) 奔鼠す。書簡 古文書 飛田周山 いはらき新聞社宛て 封筒付き 茨城大学 企画展 パンフレット付き 歴史資料 (レターパックライト発送)。
頼朝 途にして還る。色葉字類抄 古典保存会 1926 複製。時政(ときまさ) を遣し、千余騎を以て京師を護らしむ。横山正旧蔵書 津坂孝綽(津阪東陽)『絶句類選』(全21巻2冊揃)文政11年序 稽古精舎版 江戸時代和本 七言絶句名詩集 漢詩集 津阪東陽。
四もに索むれども獲ず。皇朝言行録(天・地・人・附」4冊和綴じ本。是に於て、頼朝の意を以て、奏して諸国司に守護を置き、
荘園に地頭を置きて、所在追捕せんことを請う。創の絵羽 戦前明治大正 染織 染物 振袖着物 唐物掛軸仏画古写経中国朝鮮青銅器光悦乾山志野高麗茶碗古筆手鑑古染付煎茶道具 NM。允されず。西條八十作詞 成田為三作曲『仲よし小よし』大正10年 アルス刊 カバー付初版本。
時政(ときまさ)、抗弁すること再三にしで、終に允され、自ら七国の地頭と為る。守本恵観『おしへ乃つえ』大正10年序 信行社刊(京都)明治時代和本(大正刷)心学書 道話 教訓書 おしへのつえ おしえのつえ。
已にして之を辞す。藤原定家『未来記雨中吟』寛永15年 風月宗智刊行 竹中重門家旧蔵書(印記「竹裏館文庫」)江戸時代和本 歌学書。此の時に当り、大乱初めて平ぎ、京畿多事なり。f23121633〇明治布告布達 学制 日本最初の近代的学校制度を定めた教育法令 109章 明治5年 布告全書〇和本古書古文書。
時政(ときまさ)、身、其の衝に当り、事立ちどころに弁ぜざる無し。井垣北城『北城句集』限定300部 昭和53年 私家版 柳田泰雲・斎藤茂吉に師事した書家・俳人。
歳余にして東帰す。宮城清行集成 佐野利有他校『和漢算法大成』(全9巻7冊揃)明和元年 河内屋茂八蔵版 江戸時代和本 数学書 算数書 和算書。詔を以て、從弟時定(ときさだ) を拳げて、自ら代らしむ。希少 定本 尾張名所図会 海東郡 海西郡 東海地方史学協会 限定70部の内44番 昭和62年 古書 古文書 和本 名所 絵本 資料 TZ-487G。
亦頼朝(よりとも)の意なり。大坂城誌 日本城郭誌 全4冊 小野清 明治32年 古書。
頼朝(よりとも)、嘗て富士野に猟す。永正主照黙『真宗宝璽伝』承応3年後跋 光徳坊日新舎所蔵 江戸時代和本 木活字本 浄土真宗 仏教書 仏書。頼家(よりいえ) 甫めて十二、射て走鹿に中つ。亀田鵬斎『候鯖一臠』(全5冊揃)天保13年 善身堂蔵版 江戸時代和本。
頼朝、大に喜び、人をして之を政子(まさこ) に報ぜしむ。端午玩具集 昭和51年。
政子曰く、「彼は将家の冑子なり。南郊校訂 松川半山画『国字数引増補改正歌曲時習考 全』前川善兵衛刊 江戸時代和本(明治刷)地歌歌本 彩色木版画多数入 枕本。一禽を獲たるに、何ぞ專使を煩さん」と。清水卯三郎訳述『西洋烟火之法』明治14年 瑞穂屋蔵版 ヨーロッパ花火論 花火技術書。
頼朝(よりとも) 之を愧づ。楳本古鉄編『清朝書画人名一覧』明治12年 馬場巳之助刊 元袋付/畳物一舗 明治時代和本 中国清代の画家・書家・文人一覧 銅版刷。
正治元年 (1199)正月、頼朝(よりとも)失す。内藤広前旧蔵書 写本 新井白石「画工便覧」(全6巻揃/合1冊)江戸後期写 江戸時代和本(写本)大和絵師や狩野派など画家系譜書 日本美術史。頼家(よりいえ) 立つ。写本『大日本分銀者位附』文政7年 佐藤本蔵道信写 大坂鴻池善右衛門(鴻池家)を筆頭に長者/資産を一覧 江戸時代和本(写本)。
政子(まさこ)、髪を削りて尼と為り、而して政事を与り聞く。写本 試験方 上巻? 福井丹波守 江戸時代 漢方学 薬学薬理学 東洋医学 戦前江戸期明治大正古書和書古本 NM。
時・・・・《政(まさ)、従五位下に叙し)
漢文の読み下し文の文責・出品者
《日本外史 巻之四 源氏後記 北条氏》
《源頼朝、鎌倉に幕府を開く》
《源頼朝、義経追討の命令を出す》
《北条時政は、鎌倉に戻って来て、頼朝に親しみ
信頼されることが》・・・・初めの頃と同様であった。順水庵天由編 惺庵西馬(志倉西馬)訂 守轍白炎校『花鳥暦 全』安政5年序刊 江戸時代和本 俳諧書 俳書 俳句。
頼朝は、弟義経の智勇を忌み嫌い、これを除こうと謀った。Y066 時雨供養集 古池教会 明治43年 古書 レトロ コレクション。
文治元年(1185年)冬、自ら将として京師で義経を撃とうした。中内樸堂(中内惇)『樸堂詩鈔』(全6巻3冊揃)明治5年 若林友七他刊 明治時代和本 漢詩集 斎藤拙堂門下の伊勢津藩士 三重県津市郷土史料。
義経は、逃げ隠れた。古文書 三部五部 灌頂印言 文化2年 大阿闍梨耶律厳 江戸時代 仏教 密教 真言宗 空海 天台宗仏陀浄土真宗浄土宗親鸞写本西院流印信案密印NP。頼朝は、途中で引き返し、時政を遣わし、
千余騎を率いて京師を護らせて、そして四方を捜索したが、義経を捕まえられなかった。大塚祐英編『東京各社 討論筆記 第5号』明治15年 秩山堂刊 明治時代政治史料。
そこで、時政は、頼朝の意向を朝廷に上奏して、諸々の朝廷の土地に守護を置き、
諸々の荘園に地頭を置き、各地で守護・地頭が盗賊・謀反人を追補(ついぶ)することを請うた。陸奥会津藩領田川村古文書●天和3年(1683) 越後国魚沼郡田川村御検地水帳 80丁 魚沼郡田川村 現在の新潟県魚沼市 231118。
だが、許されなかった。明治五年・明治三十五年・明治天皇肥後行幸誌/昭和7年/非売品/明治五年の御巡幸と明治三十五年特別大演習行幸との事蹟を纏めんとす。時政は、朝廷に再三抗弁して、
とうとう守護・地頭を置くことが許されて、自ら七ヶ国の地頭となった。No.672 昭和11年 1936年 新選 国漢参考図録 帝国書院。
その内に、時政は、これを辞職した。副島仲謙 堀内利国 明石退蔵『陸軍病院扶卒須知』明治8年陸軍文庫 明治時代和本 軍医学書 看護学書 西洋医学書 医書 陸軍病院 日本陸軍資料。
この当時、保元平治以来の大乱が初めて平定して、京師畿内に多くの仕事が有った。岩雲花香著 市岡和雄跋『花鏡歌集』嘉永4年序 慶雲堂刊(尾張)江戸時代和本 阿波国生の国学者の歌集 徳島県郷土史料。
時政は、自ら重要な職務を引き受けて、あらゆる仕事を立ちどころに片付けた。谷森善臣『嵯峨野之露』明治35年 青山堂書房刊 南北朝時代天皇論 伴信友門下の国学者の日本史書 明治時代和本(和装活字本)嵯峨野の露。
一年余りで関東へ帰った。丹青一班 全5巻 古書。詔を受けて、時政は、従弟(いとこ)の時貞を推挙して、
自らの代わりにしたが、これも頼朝の内意であった。浅井了意『新語園』(全10巻10冊揃)天和2年 小佐治忠治他刊 江戸時代和本 仮名草子 漢籍等の故事逸話を紹介した教訓書。
頼朝は、嘗て富士野で狩りをした。『風土』(22冊セット)昭和30-32年 郷土史学研究会刊(愛知県瀬戸市)古瀬戸・瀬戸物等の関連資料。頼家は、この時十二歳になったばかりで、走る鹿を射て命中させた。岡目蜂杢『七草弁妄俳諧春乃田』(全2冊揃)天保12年 夏冬堂蔵版 江戸時代和本 俳諧書 俳書 俳論書 桜井梅室批判牧岡天来『誹諧七草』反駁。
頼朝は、大いに喜び、人を遣ってこのことを政子に報告させた。伊原敏郎編 関根只誠著『芝居双紙 東都劇場沿革誌』(全5冊揃)大正5年珍書刊行会 江戸時代歌舞伎座論/歌舞伎論 伊藤孝一旧蔵「甘露堂蔵」。政子は言った、「彼は、将軍家の嫡子です。写本 春秋庵白雄(加舎白雄)『俳諧寂栞』(全3巻3冊揃)安永9年後跋 俳諧 俳句 連歌 俳書。一頭の獣を仕留めて、何故わざわざ使者を遣わすのですか」と。船水清著 米澤小蘭・福士夕湖書『句集 海原鈔・山並鈔』(全2冊揃)限定100部 昭和57年 緑の笛豆本の会刊(青森県)。
頼朝は、これを恥じた。加宮貴一創作集 人情修業 昭和8年発行。
政子、政事に与る
正治(土御門、1199~1201年)元年(1199年)正月、頼朝が世を去った。磯ヶ谷紫江『紫江貼書符』限定30部 昭和28年私家版 蔵書票集 川上澄生 関野準一郎 牛田鶏村 芹沢銈介 丸山太郎 磯部鎮雄ら。
頼家が立って家を継いだ。松尾芭蕉『校正俳諧七部集 全』弘化2年 花鳥庵蔵板(元袋付)江戸時代和本 俳諧書 俳書 俳句。政子は、髪を削って尼となって政事に参与した。幕府領(会津藩預所)佐倉村古文書●寛政2年(1790) 公事方留書 全 100+3件 42丁 大沼郡佐倉村 現在の福島県昭和村 231113。
時・・・・・《政は、従五位下に叙されて、遠江守に任じられて、政所の別当となった。2 古文書 模写 写し 写本 千葉県令 申上書 市町村 沿革 明治維新 肉筆 大久保利通。》
現代語訳の出典・「日本外史」
訳・頼惟勤・お茶の水女子大学名誉教授(1922~)
(断層画像MRI-4-5-A)
「細香・湘夢」の2つの印は、江馬細香の落款。古文書 半井寿庵 村井甫庵宛て 請取書 雪村 朱文公 寛文2年 歴史資料 珍品(レターパックライト発送)。
「序文の記載年号、落款、花押、及び隷書体の資料」
写真右から隷書体の「曹全碑」写真。新田興著 新田大作編『雲處筆墨』昭和57年私家版 漢文学者/漢詩人の水墨画集 別冊「王道院曼陀羅」付。右から2番目は、序文末尾の拡大写真。意之内鏡 壹 江戸時代 安政 歌舞伎浄瑠璃 検) 古書和書古本和本古文書写本 NT。日付左の印は、大垣藩医・江馬蘭斎の娘、江馬細香の号である「湘夢」の落款。【銀行家 柳満珠雄の直筆書状】 旧帝國銀行大阪支店長時代 三井銀行社長 真作 M0127A。右から3番目は、序文末尾に記された「文政十年(1827) 5月21日」の日付。k1605 ラヂオと飛行機 山口巌 大明堂 大正13 戦前 古書。その左が「湘夢」の落款。三五園月磨(堀源甫)『道歌心のうつし画』文化10年序刊 江戸時代和本 和歌に託して心のあり方を説いた判じ物形式の教訓書 文字絵 絵入本。右から4番目が巻十六末尾下の「細香」の自筆署名と「湘夢」の落款。日本染織商工史 泉俊秀 昭和4年発行 1103V4G。左端は、江馬細香・自筆の評価額・出典・「美術年鑑」古美術名家撰851頁(美術年鑑社・刊)
上の写真は額縁裏面のラベル
下の写真右端は巻四冒頭の部分
下の写真左のうち上段は緒方洪庵の号「適々齋」
下の写真左のうち下段は仙台藩の家紋竹に雀の落款
上の写真は、江馬細香の肖像。『京みやげ京名所あんない』江戸中期頃の京都名所案内 江戸時代和本。手前が細香、右上が紅蘭(原図は江馬家所蔵)
下の写真は、江馬細香の自筆の詩稿、三十九歳の時の漢文。マクレイン原著 和泉弥六訳『基督教の学術的研究』明治27年 基督教書類会社刊 明治時代のキリスト教神学書。校正個所は頼山陽
「日本外史」は本来、二十二巻から構成される冊子本であるが、出品した自筆の体裁は、一巻から七巻までを長尺の一巻の「巻物」として、合計三巻の「巻物」となっている。基督教新解 富永徳磨 明治42 駒込基督会牧師 黎明会 八木重吉 キリスト教 新約聖書 神学宗教学カトリック プロテスタント宣教師戦前大正NV。そして、本来冒頭にあるはずの「序文」が末尾に表装されている。『狭衣物語』(15冊)承応3年 谷岡七左衛門板行 最初の製版本 江戸時代和本 絵入本 平安時代物語 平安文学。序文に記載されている日付は、文政十年(1827)五月二十一日である。1 古文書 模写 写し 写本 千葉県令 申上書 市町村 沿革 明治維新 肉筆 鎌足村 金田村 木更津。このため、本自筆は松平定信へ献上する前の完成していない「書きかけ」途中の「日本外史」であることがわかる。明法志林社編『明法志林』(20冊セット=第31-50号)明治15-16年 明法志林本局・国文社刊 明治時代和本。
この自筆は、大垣藩の藩医・江馬蘭斎の娘で頼山陽の弟子・江馬細香の旧所蔵「日本外史」を頼山陽と親交があり、また尊敬をしていた仙台藩の大槻磐渓が譲り受けた「隷書体」の貴重な自筆です。煎茶早指南 嵐翠子著 永楽屋板 江戸後期頃写刊 茶道 和本 古文書。(所蔵経緯の詳細は下記説明欄に記載)。v△△発行年不明 俳諧季寄 是々草(これこれ草) 上下巻 2冊揃い 芭蕉翁所藏蛙嚢圖 山田茂助蔵 加藤正得 加藤正修 無刊記 和本 古書/R06。出品して「日本外史」自筆は、隷書体による「日本外史」として初めてのものであり、貴重な隷書体の書として身近なものとして鑑賞することができます。絵本新柳樽 二編、三編、四編★慶賀作★嘉永二巳酉(496)。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。写本 参蘇飲 江戸時代 漢方学 薬学薬理学 東洋医学 戦前江戸期明治大正古書和書古本 NM。落札後には、見やすいようにA4サイズの「光沢紙」に転写し交付いたします。The Navy・海軍/明治四十五年-大正元年/練習艦隊帰航記念号・海軍記念日記念号・御大喪号含む12冊・第七巻・合本/中村静嘉編集監督。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。真像太閣記画譜 又玄斎南可 彩色木版刷 三篇 上下2冊 明治16年。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。角田九華『続近世叢語』(全8巻4冊揃)弘化2年 河内屋真七刊 江戸時代和本 漢文集 中井竹山弟子 頼山陽との漢詩交流で知られる儒学者。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。3 古文書 模写 写し 写本 千葉県令 申上書 市町村 沿革 明治維新 肉筆 眞舟村の沿革史。撮影後、展示のために再表装をしております。信濃国水門郡水沢村検地帳 2冊 YH230。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、隷書体による自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。兵法・兵法六韜 北村佳逸 立命館出版部 昭和10年 司馬 老子 孔子 武韜 龍韜 古書 アンティーク。
1・自筆には、「江馬細香」の落款である「湘夢」の押捺、及び三巻の巻物の「日本外史」原本を収納していた「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年(1827)三月二十七日、頼先生から譲受」と記されている。完品 佐々木桔梗著 岩佐東一郎序『探偵 旅 書物』限定100部 昭和29年 水曜荘 書物随筆集 鬼塚和之旧蔵(宮本匡四郎作蔵書票付)。この字を記したのは、仙台藩医・大槻磐渓である。大塚祐英『日本人民是非入用』明治18年 秩山堂刊 明治時代の書式見本集 書類文例集 公的書類テンプレート集。磐渓の父・大槻玄沢は杉田玄白の筆頭弟子である江馬細香の父・江馬蘭斎の上司であった。条野採菊著 歌川芳虎画『豊臣昇雲録』(3冊=初~3編)松林堂刊 豊臣秀吉の出世を描いた絵入本 明治時代和本 羽柴雲昇録。
頼山陽(1780~1832)は、文化11年(1814)35歳のおり、京都の医者であった小石元瑞(1784~1849)の養女・梨影(りえ)を妻に迎えている。空海『改正秘蔵宝鑰』(全3巻3冊揃)明治時代和本 弘法大師空海 平安時代仏教書 仏書。頼山陽は、小石元瑞の患者でもあった。榊原篁洲『詩法授幼抄』(全3巻3冊揃)延宝7年 文臺屋治郎兵衛他刊 江戸時代和本 漢詩論集 木下順庵に学んだ漢詩人 詩法授幼鈔。小石元瑞は、仙台藩の侍医・大槻玄沢(1757~1829)に師事していた関係で、玄沢の次男・大槻磐渓(1801~1878)とも親しくしている。Y079 日露戦争勝閧集 東京 古池 明治37年古書 レトロ コレクション。二人の交流は、頼山陽及び大槻磐渓両人の日記や著書に記されている。『囃謡・外囃諷』(全2冊揃)宝暦10/12年 鳥飼市兵衛他刊 江戸時代和本 能楽 謡本 お能。頼山陽の文政10年(1827)3月27日の日記(頼山陽46歳)には、「雨、大槻磐渓来訪」と記され、翌3月28日の日記には、頼山陽、大槻磐渓、小石元瑞ら18名で「夜桜」見物をしていることが記されている。荻田筱夫『世界乃富 一名産物往来』宝文堂刊 明治時代和本 長谷川貞信彩色木版画「神港の交市盛大にて各国舩泊の図」入 神戸港。
磐渓は、頼山陽と「夜桜見物」にでかけた時のことを次のようにその日記に記している。教育史教科書 中島牟次郎 明治三十六年 古書 アンティーク。
「二十八日、新晴、二賴(山陽と杏坪)及び諸氏に陪して平野に遊ぶ。書願伺届書式彙纂 戸田十畝 福井淳 明治21年 増補再版。・・・晩桜乱発、落片雪の如く繽紛地に敷く。岡田正訳『地球儀使用詳解 全』明治9年 岡田正蔵版 明治時代和本 彩色木版画「地球儀之図」「地球全図」「地平線之図」入。乃ち榻を花下に移し、張飲一場、頽然、皆酔ふ。高村蕩一郎編『松竹梅三人娘』明治17年 金幸堂他刊 明治時代和本(和装活字本)彩色木版画装 絵入本 読物 戯作。日暮に及び、花下の茶肆、各々数十の毬燈を以て之を枝に掛く。古文書 檄文 自訴状 「従□藩浪諸藩エノ檄文其自訴状モ又用之云」 ペリー来航 浦賀 斬奸城 江戸 水戸 幕末 文久 (レターパックライト発送)。遠近映発して煌々昼の如し。讃井逸三/川村秀二訳『密都爾氏地理書直訳 第三篇』明治5年村上勘兵衛 明治時代和本 アメリカ地理学者Samuel Augustus Mitchell元著。」上記の通り、「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年(1827)三月二十七日、頼先生から譲受」と記されていることから、頼山陽と会った日に「日本外史」自筆を受け取っていることがわかる。太陽略暦、略本暦まとめて 明治9.10.13.15.16.17.19。これは、大槻磐渓の個人的な依頼によるものではなく、仙台藩への献上品として前もって依頼し、この日に受け取っていることがわかる。神栄講報恩勤行式 大正7年 経本 御経 仏教 検)仏陀浄土真宗浄土宗真言宗空海親鸞法然密教 戦前明治大正古書和書古文書古本 NS。金銭の授受は明記されていない。写本 伊藤東涯『盍簪録』(2巻=巻1、巻2 合本1冊)江戸時代和本(写本)。また、頼山陽が仙台藩への献上について記していないのは、前老中の松平定信への献上が約束されており、山陽の自筆文を松平定信の前に仙台藩に献上することに遠慮があったものと推定されている。頓陳漢斑馬述 香夢亭主人編 尾形月耕画『月雪花恋路の踏分』(全3冊揃)明治16-17年 春陽堂/和田篤太郎 明治時代和本(和装活字本)。
大槻磐渓は、持ち帰った「日本外史」を藩に献上する前に隷書体「日本外史」を元に格調高い文体で「日本外史」を写している。Mary A.Swift『理學初歩 First lessons on natural philosophy』慶應3年(1867年)YEDO刊 江戸時代和本 江戸幕府「開成所」活版本 活字本。磐渓は、「日本外史」を手書きによって書き写したのは、尊敬する頼山陽の業績を自らの手で確認したいとの思惑があったのではないかと考えられる。盤上軒主人『外邦太平記』(全5巻5冊揃)安政元年序刊 江戸時代和本 彩色木版画入 中国史軍記物語。
2・「緒方洪庵の旧所蔵」
自筆の一部には緒方洪庵の所蔵を示す「適々齋」の落款(印譜)がある。自我謁 仏教 江戸明治期 検)日蓮宗 仏陀浄土真宗浄土宗真言宗天台宗空海親鸞法然密教 古書和書古文書古本 NS。一部の自筆が緒方洪庵の手許に渡っていることがわかる。★希少【★戦前 歴史資料★支那事変戦局及び内外情勢経過一覧 】昭和13年 戦局 /国際情勢 /国内一般重要問題 他 /★当時物 /A59-475。緒方洪庵は、大槻玄沢の弟子であることは広く知られている。古文書 遷供行列次第 江戸時代 神道 仏教 密教 真言宗 空海 検)天台宗仏陀浄土真宗浄土宗親鸞法然護摩古写経写本西院流印信案密印 NP。緒方洪庵自身も一部を所蔵し、大切に読みこなしていたことをうかがい知ることができる。茁13B##) 駒田信二 同人雑誌評 27枚 原稿 真筆 文学界十月号。緒方洪庵は、大阪大学の前身・適塾を創設。図説復版会編 木村捨三解説『盲文画話 水野廬朝筆風俗絵本』昭和11年 巧芸社刊 江戸時代和本復刻版 職業図譜 浮世絵師。洪庵は文化7年(1810)7月14日生~文久3年(1863)6月10日没。【明治文学】木版表紙「勸懲十八番女將門七人化粧大尾(下巻)」一竿齋寳洲作 ; 國直画 鶴鳴堂 明治19年 挿絵多数 ☆色刷り木版 S1yn。
「日本外史」の外国語訳版では、「NIKHON GAISI」V.M.Mendrin,1915,Vradivostok.があります。古書 『 風俗画報 明治文献復刻版 第5分冊 (116号~142号) 27冊揃 』朝倉治彦校訂 ケース入り 1974年 明治文献発行。外国での展示に際し、上記「NIKHON GAISI」の表記ではなく、日本の国外における表記に準じ、「NIHON GAISHI」と表記。考える読書〈第24回〉―読書感想文 全国コンクール入選作品 (1979年) 毎日新聞社 全国学校図書館協議会。アーネスト・サトウは、明治5、6年頃「The Japan Mail」に「日本外史」の英訳を載せている。中和亭撰『末摘花 緑濤窓七回忌』天保14年序 蕉門書林/橘屋治兵衛梓 江戸時代和本 俳諧書 俳書 俳句集 美濃派俳諧。そのノートは、ケンブリッジ大学アストン文庫に残っている。黒船館旧蔵書 小川友忠著 鈴木光尚誌『西洋時辰儀定刻活測』安政4年 鈴木源太蔵梓(佐倉)出雲藩士による西洋式時計書 蘭学書。
出品した「日本外史」の書は、小さな断片です。釋了弁『浄土真宗蓮如上人御一生記絵鈔』(全3冊揃)天保10年 菱屋宗八他板 江戸時代和本 仏教書 仏書 絵入本。このような断片を「古切」という。陸奥会津藩領田川村古文書●天和3年(1683) 越後国魚沼郡田川村新田検地帳 84丁 魚沼郡田川村 現在の新潟県魚沼市 231118。頼山陽の自筆原本の多くは、頼家のある広島市が昭和20年の原爆投下によってその大半が焼失したため、爾来、出品者宅においても厳重に保管されていた。談洲棲焉馬(烏亭焉馬)撰 勝川春章画『花江都歌舞妓年代記』(全10冊揃)明治38年 東陽堂刊 江戸時代和本(明治刷)浮世絵。「日本外史」は、元来、大槻磐渓の書として冊子や巻子(かんす)で伝えられたものが、鑑賞用として「茶人」の好みにより「掛軸」、或いは屏風に仕立てられ茶道具として用いられた。中国清無名氏編 西村茂樹序 飯沢耿介訓点『醒世格言 全』明治15年 玉山堂刊 明治時代和本 漢文集 唐本漢籍和刻本。なお、自筆を断片化することを「古切」という。竹田出雲原著 井上十吉編 富岡永洗画『Chushingura, or the loyal retainers of Akao』明治27年 博文館刊 明治時代和本 忠臣蔵。
国内における所蔵先等
出品作品と同じ「日本外史」の写本は、国立国会図書館(村瀬秋水・写)、東京大学、京都大学、大阪府(1冊のみ)など8箇所に現存。福島幾太郎編 宇田川文海校正『春宵閑話新街夜作楽 全』明治17年 駸々堂刊 明治時代和本 彩色木版画装。「国書総目録」第6巻379頁(岩波書店・刊)出品作品は、所蔵経緯、来歴が明確であるため極めて希少価値が高い。小野道風 策破北帖 原拓 15枚 須静主人 貫名海屋 古書 古文書 和書 古本 骨董 古美術。ただし、いずれも「真書体」「楷書体」で、「隷書体」の「日本外史」自筆は、本出品の自筆は日本国内でただ1部現存するのみ。川崎芳太郎編『長春閣鑑賞 第一集』大正3年序刊 古美術品図譜 仏画・初期肉筆浮世絵62点掲載(彩色木版画6枚入)仏教美術 山中商会。
自筆は昭和39年以来アメリカの大学で分析され以後アメリカ国内で展示が継続されていた。藤田嗣治序『名井万亀滞欧作品展覧会目録』昭和11年 上野公園日本美術協会列品館にて開催。一部が日本に戻り後の大半はまだアメリカで展示されております。写本 御直命演説 慶應2年 真宗大谷派 仏教 江戸時代 検)仏陀浄土真宗浄土宗真言宗空海親鸞法然密教 古書和書古本古文書 NR。自筆には、「江馬細香」の落款である「湘夢」の押捺、自筆署名の花押、及び三巻の巻物の「日本外史」原本を収納していた「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年(1827)三月二十七日、頼先生から譲受」と記されている。関野準一郎『黄楊季』限定20部 オリジナル木口木版画34枚 豆本型木版画集。この字を記したのは、仙台藩医・大槻磐渓である。関野準一郎 木口木版画全12枚揃 関野準一郎『木口木版カット集』限定5部 ギャラリー沙和邑刊。磐渓の父・大槻玄沢は杉田玄白の筆頭弟子である江馬細香の父・江馬蘭斎の上司であった。『尚古造紙挿』(全2巻2冊揃)文政13年 鶏鳴舎蔵版 江戸時代和本 編者未詳の絵入随筆集。
蘭斎は、江戸での学業を途中で打切り大垣藩の藩医となる。小宮山綏介編『江戸舊事考』(全7巻7冊揃)明治24-25年 江戸会事務所/青山堂 明治時代和本(和装活字本)徳川時代-徳川幕府総論 江戸旧事考。大垣藩で蘭医として名声の上がっている江馬蘭斎の許を頼山陽が訪れ蘭斎の娘・江馬細香に求婚するが父・蘭斎が断る。M117 「なもほとけ」 年代不明 当時物 書物 本 歴史 資料 詳細不明 古文書 アンティーク 古書 知書。若い頼山陽の貧しさを父・蘭斎が嫌ったことが原因である。BB-6831 ■送料込■明治大正詩史 巻上下 日夏耿之介 史実 伝記 本 古本 古書 資料 歴史 昭和4年 新潮社 2412g 印刷物 ●2冊まとめて/くKAら。しかし、細香は頭脳明晰で漢文や詩文をこよなく愛し、その後頼山陽に弟子入りしている。本間百里著 今泉定介編 小杉榲邨校『故実叢書 織文図会』(合本1冊/87丁分)明治34年 吉川半七刊 彩色木版画譜 明治時代和本 染織品図案集。
頼山陽は、早い時期から「日本外史」を書き始め、文化2年(1805)年3月20日の「大槻子縄(仙台藩学頭)に与ふる書」の中で「日本外史」を起草していることを示している。【裸本/除籍本】『中国上代/陰陽五行思想の研究』/小林信明/講談社/昭和26年初版/Y3694/22-01-2B。「日本外史」は「文政十年(1827)五月二十一日付」で白河藩主・松平定信に献上したものだが、献上以前に並行して仙台藩からも求められ頼山陽が弟子の江馬細香に写させていたと推定されている。古書 『 風俗画報 明治文献復刻版 第14分冊 (314号~331号) 18冊揃 訂正挿絵7枚付き』朝倉治彦校訂 ケース入り 1975年 明治文献発行。
白河藩主・松平定信の献上の二ケ月前に大槻磐渓に渡されたのは、大槻磐渓の父・玄沢が病床にあったことが関係しているという説、及び白河藩より仙台藩の方が大藩であったことと、頼山陽が仙台藩から援助を受けていたことも関係しているとの説もある。増穂残口『直路乃常世草』(全3巻3冊揃)享保2年序刊 江戸時代和本 神道書 直路の常世草 絵入本。また、大槻磐渓は、文政十年(1827)より以前に序文のない下書の「日本外史」を入手し「楷書体」による写しを進め、後年、前記の通り、磐渓の父の弟子である緒方洪庵に渡っていることがわかっている。f23100824〇今世名家文髄 初・二集 4冊揃 南保重英編 星野松藏出版 耕文書屋藏 明治12年〇和本古書古文書。
2・「江馬細香の自筆とアメリカの基準について」
①・自筆は「女文字」であり、同時に上記、細香自筆の草書体の花押、落款、及び来歴から日本国内的では「江馬細香・自筆」とされていた。c▼▼ 江戸期 和本 増補校正 梅花心易掌小指南 合本全5巻 3冊揃い 安政2年 古書 古文書 占い / L3。しかし、アメリカでの展示に際しては、科学的な筆跡全体の照合が条件として追加される。高野栄明編『荘内漫遊案内』大正8年 日向書店刊(山形県鶴岡町)山形県鶴岡市郷土史料 大正時代の庄内地方案内書(商店広告多数入)。日本的な鑑定人による視覚による主観的な分析ではなく、科学的な解析手法である「ドーバート基準」による筆跡の分析、すなわち、江馬細香の「隷書体」自筆との照合であるが、細香は「湘夢遺稿」など多くの自筆文を残しているがいずれも「行書体」「草書体」で「隷書体」の自筆文は現存していない。石田幹之助 岩井大慧編『東洋歴史参考図譜』(13輯セット/図版284枚) 大正13-昭和3年刊 中国美術 中国古画 中国古陶磁 宋版 古写経他。このため、細香の他の隷書体の文字との照合ができないため、海外展示に際し、「江馬細香・旧所蔵」とし、「Ema Saikou・Autograph(江馬細香・自筆)」とはしていなかった。「希少/昭和14年」最近の支那通貨事情 蒋政権の通貨政策と国際関係 中国 吉田政治 支那の戦時為替政策 古書 資料。(2015年1月迄)
その後のコンピュータ分析の精度向上の結果、江馬細香の「草書体」の文字と「隷書体」の文字情報を高速度で分析した結果、自筆は「江馬細香・自筆」であると解析された(分析法は下記②の欄)。昭和五年・静岡県御巡幸記録/静岡県編纂/非売品・天金本/昭和6年/昭和天皇が昭和五年に行った地方視察の一環として行った静岡県巡幸の記録。この結果、「江馬細香・自筆」と説明欄に追記した。信濃歴史談・太田鶴雄編纂・正木直太郎序・明治27年/信濃史談・神戸彌作編・明治27年/2冊/戸隠神社・善光寺・武田氏・織田氏・徳川氏。
②・自筆の筆者の識別方法について
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。実観『支那撰述仏説観無量寿仏経疏宗鈔会本』(全5冊揃)明治30年刊 江戸時代和本(明治刷)天台宗 仏教書 仏書 観経疏宗鈔会本。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。火夫見習 明治40年 帝国鉄道 神戸営業事務所 給与 10円 歴史資料。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。信濃 若老編『梅友集 全』明治15年 静松居蔵梓 明治時代和本 信濃(長野県)の俳書 俳諧 俳句。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。大経 四十八願和訓図会 全5冊揃 文久元年 京都九書房合梓 釈諦浄述。
③・筆跡について
欧米では、筆跡の細部を検証するには人間の目ではなく、指紋の照合と同様アメリカではコンピューターが利用されております。藤田徳太郎撮影『自然 朝霧と靄之部』明治41年 石敢堂刊(京都市)明治時代の風景写真集。資料として断層画像写真を出品欄に掲示しております。夏文彦撰『図絵宝鑑』(全5巻揃+「君台官印」全1巻)承応元年 吉野屋権兵衛板 江戸時代和本 中国画家伝 中国絵画史 中国美術史 唐本 漢籍。落札後の額縁裏面には説明文として、「Nihon Gaishi・1827 Ema Saikou・Autograph」との表記されております。写本 二種深信 慶應4年 浄土真宗 仏教 江戸時代 検)仏陀浄土宗真言宗空海親鸞法然密教 古書和書古本古文書 NR。
上記英文の日本語訳は、「日本外史・1827 江馬細香・自筆」
出品に際しては、アメリカの基準に準拠し説明欄に記載している。軍事資料★「前橋陸軍予備士官学校戦記」昭和58年 南方戦線 本土戦線 モノクロ写真 地図 戦記編纂委員会。
徳川将軍家の正室は京都の公卿筋から選ぶべきだとの意見があり、その反対論を一蹴したのが「日本外史」であった。正信念佛偈略釋 全 藤永清徹 昭和2年 仏教 江戸時代 検)仏陀浄土真宗浄土宗真言宗空海親鸞法然密教 古書和書古本古文書 NR。安政元年の春、薩摩藩江戸屋敷に水戸斉昭、山内豊信、伊達宗盛、松平春嶽などの幕府老中たちが薩摩藩主・島津斉彬を囲み「花見の宴」を開いていた。『貴重書 大正5年 耶蘇と宗吾 キリスト教 原坦嶺:著 欟齋社 』。宴の目的は島津斉彬の娘・篤姫が将軍の正室にふさわしいかどうかを老中たちが見定めるためである。楯岡良知『希臘史略』(7冊)明治5-9年 文部省刊 明治時代和本 明治初期の本格的なギリシア史書 古代ギリシア文明史 ギリシア地図入。老中たちへの挨拶に訪れた篤姫に対し、水戸斉昭が篤姫の愛読書「日本外史」について質問する。志賀理斎著 柳川重信画『理斎随筆』(全6冊揃)天保4年 山城屋佐兵衛他刊 江戸時代和本 浮世絵師 絵入本 随筆集。篤姫は正確に受け答えをし、老中たちは篤姫のその読書量と理解の明晰さに感動したという。佐藤米次郎 手彩色木版画11枚『民謡と風俗方言 青森県津軽編』1960年代頃 津軽じょんから節の津軽弁を紹介。老中諸侯の反対論が一蹴されたことはいうまでもない。【本朝武芸小傳 全】 天道流達人・日夏弥助繁高著 日本最古の武芸列伝 大正9年復刻初版 N1027D。「日本外史」をきっかけにその場にいた老中たち全員が正室入輿の推進者となったと言われている。山岡陳平『四季好伊豆倉人形』(彩色木版画30枚)戦前期 八宝堂刊 彩色木版画譜 伊豆蔵人形 郷土人形画譜。
水戸斉昭や伊達宗盛はこの時の様子を日記に記し、また篤姫の正室入りに最も強く反対していた福井藩主・松平春嶽は「斉彬公行状記」の中でこの時の篤姫の様子を「聡明にして温和、人との応接も機智に富み、学問(日本外史)深し。芹沢銈介型染年賀状一通(真作保証品)昭和36年度 坂本一敏-森谷均宛。かくなる姫を御台所(正室)に迎えるは徳川家にとっても幸福というべきなり」と記している。【限定版200部・非売品】『国書聚影』※河竹繁俊直筆礼文・名詞入り●呉文炳著●理想社●昭和30年発行●全222P●検)古今和歌集百人一首定家。その後、日本国内で「日本外史」を理解する篤学の女性として「東の篤姫、西の細香」とまで言われた。写本 宋徳老人著 平手重庸追考『昔伝拾要追考鈔』(全3巻1冊)享保6年 服部友若写 江戸時代写本 有職故実書。後年、江馬細香の漢詩が掛軸となり茶の道具として用いられるようになるのは、こうした歴史的背景がある。飯田小学校尋六『伊勢もうで』昭和10年4月刊 長野県・飯田小学校が戦前期に発行した伊勢地方への修学旅行資料 お伊勢参り 飯田市郷土史料。
ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。古文書 板谷波山 書簡 湯山保寿 宛 茨城県 出身 陶芸家 歴史資料 (レターパックライト発送)。